暗所恐怖症
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これはしばしば耳にする恐怖症です。暗所恐怖症とは、暗いところを異常に怖がる恐怖症のことです。
もともと、人間は暗いところを本能的におそれるものですが、暗所恐怖症では、その程度を超えて、異常に暗がりをおそれ、からだにも変調をきたすので、恐怖症として扱われています。
身体的な症状としては、息切れ、過度の汗、吐き気、震え、心臓がドキドキする、うまくしゃべったり考えたりできなくなる、現実感がなくなることなどがあげられます。
暗所恐怖症を克服するには、暗いところをこわがるのは、単なる自分の性格の問題ではないということを自覚して、暗いところから逃げ回るのではなく、安全が確保された暗い場所にいることに慣れることが重要です。
専門家は「暴露療法」と呼びますが、注意すべきことは、暗いところに行くことを無理強いしたり、性急に暗いところに慣れようとすると、まったくの逆効果になるということです。長い時間をかけて、ゆっくりと、暗いところに行くことに慣れていくことが必要です。
程度によっては、恐怖症として治療する方が良い場合もあり、精神科などで、薬物療法、心理療法を使用した治療が行われます。代表的な治療法としては、「森田療法」が有効とされています。
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